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【第3節・結果速報】レイクサイドが昇格初勝利!

2014/10/13

第3節は、カテゴリーA・カテゴリーB・それぞれ3試合の計6試合が行われました。
今季より近畿リーグに昇格した滋賀のレイクサイドクラブが初戦で初勝利を飾りました!
試合結果速報は以下の通りです。


【日付】 2014年10月12日(日)

【試合会場】 滋賀・希望ヶ丘文化公園球技場
第1試合 13:00KO
東宇治クラブ  5(前5T1G0P0D0 後0T0G0P0D0)
奈良ムースクラブ  53(前34T6G2P0D0 後19T3G2P0D0)
【MOM】2番 小松原圭輔 選手(奈良ムースクラブ)
【寸評】
・両チームともリザーブ3名体制と厳しい状況で試合に挑む。
・立ち上がり5分両チームとも一進一退の攻防が続く。
・流れが動きたしたのは前半10分奈良Mムースのトライから。
ペナルティからのリスタートが早く,相手の反則を誘いながら敵陣奥深くと攻めるパターンは奈良ムースの得意とするところ。
・一方,FWによる密集サイドを粘り強く攻め込む東宇治の持ち味も要所に見ることができた。

第2試合 14:40KO
レイクサイドクラブ 43(前5T1G0P0D0 後38T6G4P0D0)
OXクラブ 19(前7T1G1P0D0 後12T2G1P0D0)
【MOM】11番 小堀 文雄選手(レイクサイドクラブ)
【寸評】
・前半は両チームともにチャンスの場面でミスが起こり,得点につながらずロースコアでハーフタイム。
・後半,レイクサイドがコンスタントにトライを重ねた展開となった。
・前後半を通して,両チームともに反則回数が14と多い試合運びとなったため,反則をしないさせないチーム力向上に今後期待したい。

【試合会場】 大阪・J-GREEN堺
第1試合 9:40KO
ベアークラブ 19(前T0G0P0D0 後19T3G2P0D0)
SRCバーバリアンズ 24(前17T3G1P0D0 後7T1G1P0D0)
【MOM】4番 阪本康孝 選手(SRCバーバリアンズ)
【寸評】
ベアークラブは今年から近畿Bリーグ入りを果たし先日の雑草クラブ戦では大差になってしまったが、その試合内容は近畿Bリーグでも戦い抜ける実力を発揮し、SRCバーバリアンズ戦に向けて練習を重ねて来た事もありボール、陣地支配率は圧倒的にバーバリが優勢だがディフェンス面でもゴールラインは決して割らせないベアークラブのディフェンスは本当に素晴らしかった。
だが、時間が経過していくにつれSRCバーバリアンズのFW,BK一体となった攻撃が続きスコアは
前半 ベアークラブ 0 バーバリンアズ 17 と点差が開き、バーバリアンズのワンサイドゲームになるような雰囲気だった。
しかしベアークラブはハーフタイム中も戦術的な指示、キャプテンからの激がとび、精神的にぶり返したベアークラブはグランド、ベンチが一体となり戦術的交代のカードをうまく使いながら試合を進め、試合終了直前にはついに5点差まで追い上げたが、
時既に遅し。 ノーサイド。
あと1プレイあれば本当にどうなっていたかわからない試合だったが、そこは歴史あるバーバリアンズの時間の使い方、ゲームメイクが本当に巧いな。と改めて感じさせてもらい勉強になったゲームであった。

競技役員 時 昴


【試合会場】 大阪・J-GREEN堺
第2試合 11:20KO
雑草クラブ 41(前28T4G4P0D0 後13T1G1P2D0)
交野クラブ 26(前19T3G2P0D0 後7T1G1P0D0)
【MOM】9番竹本匡佑 選手(雑草クラブ)
【寸評】
「雑草クラブVS交野クラブ」

これを見るだけで関西クラブラグビーファンなら興奮する楽しみのカードである事は間違いない。

試合開始直後4分という早い時間帯で交野クラブは風下という状況下にてキックを使いにくい条件をポジティブに考え、自陣からパスをつなぎ敵陣まで深くまで切り込み 交野クラブ10番 堀田 によるトライで先制し交野クラブペースで試合は進んで行った。
早い時間帯による先制点を取られた雑草クラブであったが慌てる事なく、うまく陣地をとりながらじわじわ攻め一気に逆転。そこからは雑草クラブペースで試合は進みお互い得点を重ねつつも、後半雑草クラブは風下に置かれてもペースを崩す事なく試合を進めていき雑草クラブが勝利した。

試合開始前から「白熱した試合になる!」という予想を裏切らない試合内容だったにも関わらず最後の交野クラブによる反則シンビンにて少々後味の悪い幕切れとなってしまったのは本当に残念だ。

競技役員 時 昴


【試合会場】 大阪・J-GREEN堺
第3試合 13:00KO
芦屋クラブ 26(前26T4G3P0D0 後0T0G0P0D0)
京都アパッチRC 18(前8T1G0P1D0 後10T1G1P1D0)
【MOM】10番玉田一真 選手(芦屋クラブ)
【寸評】
前半10分 強風が吹き荒れる中、キッカーに自信があるアパッチはPGを選択しまず3点を狙う。吹き荒れる風を読み切ったアパッチ12番長谷川はチームの期待にしっかりと応え確実に3点を先制した。
繰り返しになるが、今日のJ-GREENは非常に風が強い。
前半、風上を選択した芦屋は3点のPGに臆する事もなく、のびのびと風上を楽しむかのようにキックをうまく使い敵陣に攻め込み前半15分から4連続トライをし完全に試合主導権を握り前半を終了した。
後半に入るとまた一層風は強くなり、今度は劣勢のアパッチを応援するかのように風は強くなる。
この風はまさしくアパッチの神風であった。
芦屋も自陣からボールを持込み攻撃するがアパッチを応援する神風がイタズラをし、芦屋がハンドリングエラーを多発するなかアパッチはしっかりとPGで得点し差を縮めトライ、コンバージョンも決め、あと8点差!!!
もう8点差逆転できる!神風も吹いている!勝てる!!
そう思うところだが芦屋の選手は焦りをみせない。
この8点差は非常に遠い8点差である。
1トライ1ゴールでも逆転できないこの点差。
攻め方が非常に難しい。
PG DGで点差を詰めておいてあとはワンチャンス狙いでも良い。
もしくは先にトライ狙いにいくだけのアパッチを味方する流れもきている!
色々な想いが交錯する中トライを取りにいく選択をしたアパッチだが、さすがにゲーム終了前で体力の疲れがみえ、細かいミスが続く中時間は経過していきアパッチの猛追もむなしくここでノーサイド。
この8点差の難しさで何度も苦い思いをしてきた芦屋クラブだからこそできるゲーム運び。
こういうところのゲーム運び。さすが王者芦屋クラブといった所であった。
芦屋クラブ 次節10/19は京都フリークス戦 この試合に芦屋クラブが勝てば、京都のクラブチームに3連勝である。京都フリークスには東宇治、京都アパッチ、ひいては京都の全クラブラグビーチームの最後の砦として頑張って欲しいものだ。

競技役員 時 昴


【試合会場】 大阪・J-GREEN堺
第4試合 14:00KO
常翔クラブ 10(前10T1G1P1D0 後0T0G0P0D0)
千里馬クラブ 17(前7T1G1P0D0  後10T2G0P0D0)
【MOM】10番金誠志 選手(千里馬クラブ)
【寸評】
常翔クラブ…常翔学園(旧大阪工大高)OBが主体となり構成されているクラブチームである
千里馬クラブ…大阪朝高OBが主体となり構成されているクラブチームである
常翔学園VS大阪朝高
J-Sportsでの放送があるなら必ず録画するであろう注目カードを
OBチームにて前哨戦をする夢のような試合なのだ。
大阪の高校ラグビーファン、いや全国の高校ラグビーファンならこの試合は絶対におさえておきたい試合。
開始直後より鈍い音の連続。ノーガードでの打ち合いであった。
ノーガードでの打ち合いの連続かと思いきや、
前半14分 先制点が欲しい所でクレバーな状況判断で、PGを選択したのは常翔クラブ
23番小畑の安定したキックで3点を先制し一気に常翔クラブのペースへ持ち込んだ。
前半21分には13番野崎が敵陣10Mより抜け出しトライをとり更にコンバージョンも決まり、10-0とした。
ここでもペースは常翔クラブ。
そして前半37分、先ほどトライを取った常翔クラブのキーマン野崎が出血で負傷交代を余儀なくされる。
前半終了間際千里馬が敵陣20M付近で得たペナルティをクイックスタートで常翔クラブのディフェンスが揃わない隙をみて千里馬クラブ13番文がようやく反撃の狼煙をあげるトライ。 その後のコンバージョンも難しい角度であったが、10番金(誠志)がきっちりと決め 常翔クラブ 10 - 千里馬クラブ 7 として前半を折り返す。
後半風上にたった千里馬クラブはキックを使い敵陣へ!という意識は有るものの常翔クラブのディフェンスの間合いがうまく、簡単にキックを使わせてもらえない状況が続くが後半より交代で出場したハーフ20番李がうまく抜け出し裏へキックをして大幅にゲインしたり徐々に風上の理を活かし後半12分,34分とトライを重ねる。
常翔クラブは後半、風の影響で攻撃のオプションも制限されつつも前に出ていくが千里馬クラブの組織ディフェンスの網にかかりうまく前には進ませてもらえず時間は経過しノーサイド。
全国高校ラグビー決勝戦の前哨戦は
千里馬クラブ(大阪朝高)に軍配があがった。
このカードを今年花園の決勝でみれるよう応援していこうと思う。

競技役員 時 昴

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